CROSSROADS|学び×福祉×政治 Titelbild

CROSSROADS|学び×福祉×政治

CROSSROADS|学び×福祉×政治

Von: 高野たかひろ
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学び、福祉、政治——それぞれの視点が交差する場所「クロスロード」。この番組では、元TBSアナウンサー、東京都議会議員 社会福祉士 高野たかひろが日々のニュースの奥にある社会の構造や、見えにくい課題に光を当てながら、誰にでもわかる言葉でひも解いていきます。 制度や仕組みの話だけでなく、その先にある「人の暮らし」や「想い」にも焦点を当て、発見・理解・共感へとつなげます。 難しそうに見える社会の話を、少し身近に、少しやさしく。インクルーシブな社会を考えるきっかけとなるラジオです。高野たかひろ Politik & Regierungen Täglich
  • #107 「バリアフリートイレがあっても、使えない ― 介助用ベッドと『見える化』を考える」
    Sep 23 2026

    「バリアフリートイレがある」だけで、本当に誰もが安心して外出できるのでしょうか。

    車いすで入れる広さがあっても、横になっておむつ交換や着替え、自己導尿などを行うための「介助用ベッド」がなければ、利用できない人たちがいます。

    東京都では現在、公共施設への介助用ベッドの設置を進めるとともに、既存施設でも導入しやすい「移動式介助用ベッド」への支援も始まっています。

    一方で、設置されていても「どこにあるのか分からない」「トイレの入口を見ても介助用ベッドの有無が分からない」といった課題も残っています。

    今回のCROSSROADSでは、

    ・介助用ベッドとは何か
・東京のバリアフリートイレ整備の現状
・東京都が進めている介助用ベッドへの支援
・固定式だけでなく移動式を広げる意味
・「だれでも東京」などによる情報発信
・ピクトグラムで設備を分かりやすく伝える必要性

    についてお話しします。

    私はこれまで都議会でも、介助用ベッドの設置拡大や、既存施設での移動式ベッドの活用を求めてきました。

    次に必要なのは、

    「設置する」だけではなく、
「必要な人が、すぐ見つけられる」こと。

    トイレは、単なる設備ではありません。

    外出すること。
学校へ行くこと。
買い物や旅行を楽しむこと。

    社会参加そのものを支える大切なインフラです。

    今回は、バリアフリートイレから、誰もが外出しやすい東京について考えます。



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    14 Min.
  • #106 「働きたいのに、ヘルパーが使えない」
    Sep 22 2026

    【CROSSROADS #106】

    「働きたいのに、ヘルパーが使えない ― 重度障害者の就労を阻む“制度の壁”」

    重度の障害があり、日常生活ではヘルパーの介助を受けている人がいます。

    食事、トイレ、移動、姿勢調整、たんの吸引――。

    生活するために必要な介助です。

    ところが、「働きたい」と思ったとき、その支援をそのまま職場で利用できるとは限りません。

    通常の重度訪問介護では、通勤や勤務中などの経済活動は原則として対象外。

    その壁を補うために「重度障害者等就労支援特別事業」が設けられていますが、実施するかどうかは自治体によって異なります。

    さらに、公務員など公務部門で働く場合には、この特別事業の対象外となるという別の壁もあります。

    今回のきっかけとなったのは、TBS「報道特集」が伝えた、重度障害のある女性とその家族の姿です。

    滋賀県教育委員会で働くことになった女性は、介助の問題を抱えながら就労を続けています。

    一方、自治体の制度を利用し、職場にヘルパーが入りながら働いている人もいます。

    「介助が必要だから働けない」のか。

    それとも、

    「働くために必要な介助を社会が用意できていないから、働きにくい」のか。

    今回は、

    ・重度訪問介護と「就労」の関係
・重度障害者等就労支援特別事業とは何か
・全国でどのくらい利用されているのか
・自治体による地域差
・なぜ公務員は対象外なのか
・企業側の合理的配慮と福祉制度の役割分担
・ヘルパーの新たな活躍の場につながる可能性

    などを、一つひとつ整理します。

    働くことだけが、その人の幸せではありません。

    しかし、「働きたい」と希望する人が、障害そのものではなく制度を理由に選択肢を狭められているとすれば、そこには考えるべき課題があります。

    本人が望む社会参加や働き方をどう支えるのか。

    重度障害者の就労と、ヘルパー利用をめぐる制度について考えます。

    【参考・ネタ元】
TBS NEWS DIG/報道特集
「『就職して社会に貢献したい』重度障がい者の社会参加はばむ制度の壁、葛藤する女性とその家族」
YouTube公開:2025年12月21日


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    16 Min.
  • #105 「家族を支える子どもを、誰が支えるのか ― ヤングケアラーの現実」
    Sep 21 2026

    今回のテーマは、ヤングケアラー。

    家族の介護や家事、きょうだいの世話などを日常的に担い、自分の学びや睡眠、友人関係、進路にまで影響を受けている子どもや若者がいます。

    けれど本人にとっては、それがずっと続いてきた「普通の生活」であることも少なくありません。

    「家族だからやるのが当たり前」
「自分がやらなければ」

    そう思っているからこそ、周囲から見えにくく、本人からも助けを求めにくい。

    今回は、東京都が公表している実際の支援事例をもとに、ヤングケアラーの生活や支援につながるまでの過程を紹介します。

    さらに、2024年の法改正、ヤングケアラー・コーディネーター、東京都の相談支援や家事支援など、現在の取り組みについても解説。

    大切なのは、相談窓口をつくることだけではありません。

    「この子が背負っている負担そのものを、どう減らすのか」

    本人だけではなく、家族全体を社会で支える視点が必要です。

    家族を大切にすることと、子どもが過度な責任を背負うことは違う。

    家族を支えている子どもに、
「頑張っているね」だけで終わらせず、

    「あなたのことも支える大人がいるよ」

    と伝えられる社会をどうつくるのか。

    一緒に考えます。


    令和8年 こども白書


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    16 Min.
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