美杉リゾートボイスドラマ「みすぎ日和」 Titelbild

美杉リゾートボイスドラマ「みすぎ日和」

美杉リゾートボイスドラマ「みすぎ日和」

Von: Ks
Jetzt kostenlos hören, ohne Abo

Über diesen Titel

”いなかツーリズム”をコンセプトにした三重県の美杉リゾートを舞台にしたオリジナルボイスドラマです。さまざまなジャンルのストーリーを繰り広げる珠玉の一品!Ks
  • ボイスドラマ「ユニコーン」
    Feb 17 2026
    卒業旅行の行き先は、ちょっと静かで、何もしなくていい場所。名松線の終点から始まる里山ボイスドラマ「ユニコーン」。夜空に隠れたユニコーンが、未来へ踏み出す背中をそっと押してくれます。【ペルソナ】※CV:山﨑るい▪️杉月(るな)=内向的でコミュ症気味の女子大生。浅草の実家住まいで両親は江戸っ子。同級生の美夏・和音とはなぜか気が合う。普段はヴィーガン▪️美夏(みか)=積極的で陽キャな女子大生。横浜生まれ横浜育ち。杉月の意見は常に尊重しながら文句を言う。自分勝手なところが多いがとっても友達思い▪️和音(おと)=歴史好きの”レキジョ”女子大生。実家は秋田。埼玉県の浦和に一人暮らし中。喋ると東北(秋田)訛りになるのでほとんど口を開かない【シーン1:名松線伊勢奥津駅/降り立った2人】■アナウンス「まもなく終点、伊勢奥津、伊勢奥津です。伊勢奥津でお降りのお客様は前寄車両の一番前のドアをご利用ください」■SE/伊勢奥津駅にてディーゼル気動車の音「ちょっとぉ!終点じゃんここ!」「あ」「ごめん・・」「もう〜、美杉ってのは杉月のプランなんだからねー。しっかりしてよぉ」「ごめんね、美夏・・」「そんなぁ・・責めてるんじゃないから謝らないでよぉ・・とにかく終点の・・なんだっけ?」「伊勢奥津駅」「そ。伊勢奥津駅で降りて、ポジティブに、次、考えよ。次!」ってか、文句言ってたの、美夏の方じゃん。私の名前は杉月(るな)。東京の女子大に通う4年生。どちらかと言うと、人と話すのが苦手。夜空が大好きな星座ヲタク。でもって、隣りの陽キャが、同級生の美夏(みか)。横浜生まれの横浜育ち。バリバリのハマっ子。その隣りのメガネ女子は、同じく同級生の和音(おと)。秋田出身。訛りを気にしてか、あまり喋らない。口下手なのは私といい勝負。見ての通り、私たち3人は女子卒旅真っ最中。見ての通り、私たち3人はみんなバラッバラのキャラ。見た目も性格も、まるで、シリウスと月と道端の小石。って、小石はもちろん私だけど。とはいえ、美夏は不思議なくらい私の意見を尊重してくれる。和音は、ぼそっと呟く言葉に重みがある。卒旅の行き先も、3人で話し合った。渋谷のカフェで3時間も居座って、旅行サイト見ながらあーでもない、こーでもないって。美夏が出したのは大人気のメジャーなリゾート施設。最初、海外とか言ってたっけ?和音はレキジョらしく、歴史的遺産や文化財のあるところ。奈良とか京都とか主張してた。でも、決まったのは結局、私が出した三重県の”美杉リゾート”ってとこ。なんで?どこそれ?”いなかツーリズム”。このワードが、私たち3人のハートに刺さった。と言っても、美夏は「パンやピザの手作り体験」。あと、「ビールと温泉」に惹かれたらしい。おじさんかっての。和音は「伊勢本街道歴史巡り」一択。北畠氏がどうとか言ってったっけ。私のお目当ては、「森林セラピー」と「星空ナイトツアー」。浅草の実家暮らしだから「里山」って言葉に憧れがあるのかなあ。それに、もうひとつ見つけたいものがあるんだ。「まんず、降り(お)れが⤴」和音が足取りも軽く改札を抜けていく。私たちは折り返しの列車には乗らず、和音のあとを追った。「あ、空気が美味しい」思わず声が出ちゃった。和音は目を瞑って深呼吸してる。美夏は駅舎の前で電話中。「え、ホントですか!ありがとうございます!では、お言葉に甘えて・・」「なしたっけ?」「ホテルに聞いたら、迎えに来てくれるって。だけど、チェックインまで時間があるからよかったら駅周辺を散策してきませんか、って・・」「んだな、それええな」和音は、いつになく饒舌だ。これでも。「ガイドツアーってのもあるらしいよ」「今日はせっがぐだがら、自分だぢだけで探検(たんげん)してみねが?ガイドツアーは明日にして、答え合わせするのもいいんでねが」「えー、明日も歴史探訪なのー?」美夏が、眉間に皺を寄せながら、楽しそうに笑う。私は小さな声で「賛成」と呟いた。「あれ見でけれ」目をキラキラさせて、和音が口を開く。駅舎の横...
    Mehr anzeigen Weniger anzeigen
    17 Min.
Noch keine Rezensionen vorhanden